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間違った靴選びによる三つの悪影響 その壱 眉間にしわ

  • 間違った靴選びによる三つの悪影響

    足元が原因となり
    男性がちょっと敬遠してしまいたくなる特徴を誘発してしまいます。

    その三つの特徴とは

     ・見た目
     ・肌(さわり心地)
     ・性格

    足元が「見た目」や「さわり心地」に影響すると聞いてもピンとこないかもしれませんね。では、順を追って説明していきましょう。


    〈見た目への影響 その壱 眉間にしわ〉


    カウンセリングなどで、
    人間関係に問題があるという場合に視力をチェックすることがあります。

    理由は、視力が悪いと本人が知らないうちに
    人相が悪くなっている場合があるからです。

    例えば、本人は怖い顔をしているつもりはないのに
    視力が悪いがために眉間にシワが寄っていて
    気難しそうな顔になっていることがあります。

    そうすると他人からはなんだか近寄りがたい人に見えてしまう……
    自然にそんな表情になってしまうのですね。

    さて、当然ながら靴が足に合わず足がつらいとき
    笑顔にはなかなかなれるものではないでしょう。

    私自身も鏡で自分の顔を見てギョッとしたことがなんどもあります(-_-;)

    動物は痛みにとても弱いのです。

    痛みがあるとイライラした表情になるのは当然です。


    以前、カップルがお店にやってきたときのこと。
    彼女がとってもイライラしているのがこっちにもピリピリと伝わってきます。

    そして、彼の困り果てた顔……。

    彼女はどうも足に合わない靴のせいで足が痛いらしく
    それで不機嫌になってしまい、彼はご機嫌を直そうと必死……
    という構図でした。

    ちょうどお店の前を通りかかり
    「助けてほしい」と飛び込んできたという訳です。

    イライラがマックスの彼女の足元を見ると
    ヒールの低いバレエシューズタイプだったのですが……

    「あぁ、これはイライラしちゃうよね」と同情心が沸き上がりました。

    彼女は、私が心の中でこっそり呼んでいる
    「カパカパブス状態」だったのです。

    この「カパカパブス状態」とは

    「足が痛くなるから」と
    大きめのサイズを良かれと選んだときに起こりやすい災いで
    カカトがカパカパと抜けながら歩いている状態を言います。

    たとえサイズが合っていても、
    カカトの大きさと靴のカカト部分のカーブが合っておらず
    パッカンパッカンとカカトが抜けてしまう場合もあります。

    パンプスやバレエシューズ、
    サンダルなどを履いている女性によく見られます。

    私たちプロは、
    彼女の足元を一目見てすぐに問題がわかりました。

    そこでぴったりの対策をほどこしてあげたところ……。

    「わぁっ!足が痛くない~!」とにっこり笑って180度変身!

    本当は可愛らしいお顔の女性だったのだと初めてわかった瞬間でした。

    そして彼の心から安堵した顔が今でも忘れられません。

    一日一善の格言が身に染みわたりました。

    笑顔に戻って気持ちにも余裕が生まれた彼女に話を聞くと
    靴を履くといつも身体が疲れてしまうと自覚していました。

    私が「とくにスネの前部分などが疲れるのではないですか?」
    と伺うと、どうしてわかるの?という表情で
    「そうなんです!」とおっしゃいます。

    カパカパしているということは
    ご自身の選ぶべきサイズよりも間違いなく大きな靴を履いています。

    ミスマッチ状態を起こしている靴の中で、
    足はどのように頑張っているのかといいますと、

    必死に指先を丸めて厚みを出すことで、
    足から靴が脱げないように四苦八苦しているのです。

    手で試すとわかりますが、
    パーの状態では腕の筋肉は緊張しませんが
    固めにグーを作ると腕の筋肉が緊張して固くなることが体感できると思います。

    まさしくこの状態です。
    足からスネの部分が固く緊張し続けぐったりと疲れてしまうのです。


    このように足元のイライラは表情に直結していき
    表情だけならまだしも他人に当たり散らしてしまう
    そのような迷惑なことにまで発展してしまう場合があります。

    解放されるような履き心地の靴を知ると
    必ず表情に柔らかさが戻ります。

    すなわち、あなた本来の親しみやすさがいかんなく発揮できるのです。