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ルール5 靴選びの時間帯ルール

 

今日もお読みくださってありがとうございます(^-^)


今回は
ルール5 靴選びの時間帯ルール
をお送りします。

 

結論から申し上げると、
時間帯は気にしなくていい。
というのが私の考えです。

昔から靴を買うなら夕方に。
という言葉がありますね、聞いたことがありませんか?

私も昔からこのように聞いていましたから、
そうなんだろうな。と漠然と考えていました。

これは、一日のうちで
朝の足が一番ほっそりとしていて、
夕方の足はむくんでいる。
だから、むくんだ夕方の足に合わせると、
靴がきつくない。という考え方ですね。

とうぜん一理あります。

しかし、この考え方ですと、

では、ほっそりしているときの足の状態は無視してもよいのですか?

とも考えられませんか?

また、朝のほうがむくんでいる。
という方も実際いらっしゃいます。

さて、
一日の中で足の筋肉が程よく使われていれば、
足のサイズが驚くほど変わるようなことはありません。

靴店をプロデュースする際に、
日本中さまざまなショップを
勉強がてら見に行きましたが、
ある靴店員さんの言葉がとても印象に残りました。

「私は、靴の売り場に配属になってから、
 足がむくまなくなったんです。

 きっと、靴を選びにいらしたお客様と
 接するときに、職業柄しゃがんだり立ったり、
 靴を奥の方へ、とりに歩く距離があったりと
 知らないうちに運動ができているからでしょうね、

 それまではデスクワークの仕事だったために、
 一日が終わる頃には、
 いつも足がパンパンに膨れ上がっていたうえ、
 足の冷えにも悩まされ、
 おまけにだるくてたまりませんでした。

 でも、
 今はまったくそんなことはなくなったんですよ。

 足のむくむ原因が座りっぱなしだったとは、
 そのころは気が付きませんでした。」

と笑顔でおっしゃるのです。
なるほどなぁ、と思ったものです。



ですから、あなたも
お手洗いに立った時などを利用して、

屈伸運動をしたり、
肩や首、足首をクルクルと回したり、
可能だったらスクワットまでできると
ずいぶん改善されますが、

そうはいっても、
やっぱり夕方になると
足がパンパンになっちゃうの。

という方は
靴屋さんへライフスタイルをお伝えし、
サイズ選びを相談することが賢明です。

もちろん、
靴屋さんは医療従事者ではありません。

しかしにがら、その一方、
足の健康やフィッティングに
力を入れている靴屋さんほど、
お客様から医療的な知識を求められる傾向があります。

これはファッション業界の中でも、
特異なパターンではないでしょうか?

それだけ足と健康はリンクしている。
ということですね。

もちろん、医療従事者ではない限り、
医療行為はできませんし、
なさる靴屋さんもいないでしょう。

しかし、それに相応する知識というのは
好む好まないかかわらず、
経験上、おのずと身についていくものです。

このようなライフスタイルのお客様は、
このような足の悩みが多い。

あんな靴の困ったことは、
こういったことが原因として多い。
といった具合です。

こういったことが、
ノウハウ・知識として積み重なっていくのですね。

ですから足の状態を見て、
ズバズバ当てられてビックリしました!と
お客様が驚かれることがありますが、
これはプロとして普通のこと、
経験値がものをゆうのです。

靴屋のみならず、
他の業種いろんなところで見られる光景ですね。

さて、こういった経緯から、
あなたが日ごろどのような生活を送っていて、
足のどんなことに困っているのかをお伝えすることができれば、

どのような時間帯であっても
正確な靴選びを行うことが可能です。

靴屋さんはプロですから。

ですから、時間を唯一気にするとしたら、
ちょっと「ゆとり」をもつこと。

もちろん、急いで靴を選んでも構いませんが、
たまにはゆったりと自分の足に向き合う時間として、
少しばかり余裕をもって
靴選びにいらしてはいかがでしょうか?

とくに初めてのご来店の場合はね(^-^)

一度、あなたの足のことがわかってしまえば、
次回からはかぎりなくスムーズに
スピーディに靴のご提案ができますよ。

ルール5 靴選びの時間帯。

そんなに気にしなくても大丈夫です。
そんな気をお使いにならずに
私たちプロにどどんとお任せ下さいね。