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足と靴専門アドバイザーが、あなたの足元のお悩みを解決するヒントをお伝えします。

間違った靴選びによる三つの悪影響<性格への影響 壱>

間違った靴選びによる三つの悪影響<性格への影響 壱>


攻撃的になる

靴があっていないと、攻撃的になる方続出です(;´∀`)

その理由は単純明快、足が痛いためにイライラするから。

足をサポートしてくれる靴とは、
私たちの全体重を支え、歩くときの衝撃から守り、冬は木枯らしふぶく寒さから夏は暑さでこもる熱を解放、さらにはファッション上の見た目もサポートしてくれる等々数多くの働きをしてくれています。

そして、包まれるほうの足は全体重を支え歩行をサポートできるよう精妙な構造となっています。

体質や体重の増減などで、ふくよかになったりやせてしまったり。ということもありますが、お尻や太もものようなクッション代わりになるような大きな筋肉があるわけではありませんすから、ダイレクトに外からの刺激に反応しやすいのですね。

ですから、靴と足の組み合わせは細心の注意がいるわけです

足が痛い。その代表的なものといえば外反母趾でしょうか。


見た目は、足親指側がくの字に曲がったよう。痛みは人それぞれです。ほんのちょっとしか曲がっていないのに激痛に苦しむ人もいれば、親指が人差し指の上に乗っているほど曲がっていても、まったく痛みを感じない方もいらっしゃいます。


外反母趾の話をすると、あ、ヒールの高い靴を履くからでしょう?とまるで自動返信機能のように返ってくることが多いのですが、実は不正解。

ショップをオープンしてほんの間もない頃に、外反母趾の痛みをどうにかしてほしい!といらしたお客様に会ってそんなことがあるのだ!( ゚Д゚)とビックリしました。

なぜなら、痛みに苦しむお客様はスニーカー愛用者でパンプスをはじめとするヒールのある靴は一切履いていない。と断言されたからです。私の頭の中の常識がガラガラと音を立てて壊れた瞬間でした。

そうなんだぁ。と不思議に感じて、近くの中学校にお願いして吹奏楽部の女子生徒の皆さんの足の計測をさせて頂くことにしました。

まだヒールのある靴とは縁がなく、通学や普段履きはすべてスニーカー。という皆さんです。

そして、またまた(;゚Д゚)ビックリ!
なぜなら6割の生徒さんは程度こそ様々でしたが、なんと外反母趾の持ち主だったのです。

すなわち、外反母趾をはじめとした足のトラブルの多くは、ヒールの高い靴が原因ではなく、ご自身の足と靴サイズのミスマッチが原因です。

もちろん、靴だけではなく、遺伝的なものをはじめ、裸足生活が減った、筋力の低下、食事内容、睡眠時間の不足などさまざまな要因が複雑に絡み合っています。

しかしながら、直接足と触れる靴の与える影響はとても大きなものです。

痛みはイライラの原因です。

おおらかな心の方でさえ、不機嫌にしてしまうパワーがあります。靴で痛くなる。と自覚があるならば、その原因はさっさと取り除いてしまいましょう。