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間違った靴選びによる三つの悪影響 その四 爪のかたちまで悪くなる

 

爪のかたちまで悪くなる

ずいぶん昔ですが、当時お付き合いしていた彼から唐突に

「げっ!小指の爪がない!」

とお腹を抱えて大笑いされたことがあります。


そして、知ったのです。


「え?私の小指って爪がないの?」

私にとって、それはあまりにも当たり前の状態で
自分の小指の爪が、他人から見たときに
人間らしい小指の爪と認識されない状態である。
と、その瞬間まで知らなかったのです。

私にとって、そのつぶれきってしまった爪こそが私でしたから。

ムッとしながら大笑いする彼の小指の爪を見てみると、
たしかにそこには私のものとは大違いの形をした
美しきかたちをした小指の爪でありました……。


閑話休題

夏になれば、美しいペディキュアを楽しんでいる女性がいる一方で、
実はペディキュアなんか楽しめない……だって爪の形がおかしいもん!

と、いっさいサンダルを拒否する方も多いのです。

実は、爪の形が悪くなった。という見た目だけならまだしも、
身体の健康状態にまで影響している可能性が高いことが問題です。


無理をして小さなサイズの靴を履いていた。
体重の重心が外側に向きがちだ。
ふと気が付くとお腹がポッコリ出ていて恥ずかしい。

このようなタイプが特に小指爪が消失してしまいがち。

さらに、
爪が真っ黒になっている、
すぐ巻き爪になってしまう、
爪が厚くなる、白くなる等々。

爪の場合は、あっていない靴に加え
歩き方や立ち方、食生活やライフスタイルも大きく影響をしています。

三大栄養素である炭水化物、たんぱく質、脂質。
そして、ビタミン、ミネラル、食物繊維がとれているでしょうか?

もしかしたらご褒美ケーキや甘い飲み物を過剰摂取して、やめたくてもやめられない理由はあなたの身体に必要な栄養素の不足が原因かもしれません。

この場合は、なによりもたんぱく質量を強化していくことが肝要です。

さらに、身体が酸性に傾いてしまうと
爪が厚くなる、白くなる等、水虫を誘発することにもなってしまいます。


夏になると、ネイルサロンでサンダルに映えるペディキュアを施す方も多くなるかと思いますが、歯の定期検診に通うような気持ちで、季節を問わずに足の爪のケアに通うのはとてもおススメです。

フットマッサージやフットケアに通っているのであれば、ぜひ足の爪のお手入れを加えてあげてください。

もし、マッサージとケアをどちらか選ぶならば、ケアを推薦します。

春夏秋冬の季節に一度、もしくは半年に一度通ってプロに余分な甘皮をとって頂いて、爪の形を整えて頂くだけで、「わぁ、私の足先ってこんなにきれいなんだなぁ。」と嬉しく感じられると思います。

さらに、足指は頭部部分のツボも多くパソコンやモバイル機器が手放せない方たちの眼精疲労や脳疲労のケアもできますので一石二鳥ですよ。

それと、ペディキュアにデザインを施すときにちょっと気を付けていたほうが良いことをひとつ。


デザインはもちろん好きにしていただきたいのですが、あまりに立体的なものは避けたほうが賢明です。これは大きめのストーンや立体的なお花などをさします


つま先が解放されているサンダルは大丈夫ですが、指先が覆われた靴の場合、デコラティブにデザインした足先が靴の中で当たってしまい爪先のトラブル原因になることもあります。高さは出さずに平面的なデザインをエンジョイしましょう。