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登山を始めたら外反母趾になっちゃった?!

登山を始めたら外反母趾になっちゃった?!

今日も当ブログをご覧くださって嬉しく思います。
ありがとうございます(^-^)

過去の「流行語大賞」の候補にもなっていた「山ガール」という言葉が広がったのは2009年頃。

私自身の登山歴も奇しくも2008年11月から。これを境に毎月最低1回は仲間と共に山歩きを楽しむようになり、今に至ります。

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記憶をさかのぼっても、この時期は、あれよあれよという間にお洒落なファッションに身を包んだ「山ガール」が増えたと実感しています。

さて、タイトルの「登山を始めたら外反母趾になっちゃった?!」

そう、実は、登山を始めるようになったら

外反母趾になった。」
外反母趾がひどくなった。」
「足のトラブルか増えてきた。」

そんな女性が増えているのです。

理由として考えられるのが

1.根本的に足に合っていない登山靴を履いている。
2.靴ひもの締め方があまい。

大きくは、この二つが考えられます。

登山靴は、安心安全に山登りができるように工夫をしてあり、登山靴を購入されるときも、専門ショップでしっかりと確かめて買っている方が特に初心者の場合はほとんどだと思います。

ですから、1の選び方を間違っているというのは、安さにつられて買ってしまった。とか、2足目だし大丈夫だろう。となどとネットショップで購入した場合などが考えられます。

キツイ言い方ですが、これに関しては自己責任。

登山中に足が痛くなれば、困るのはなにより自分だし、仲間にもご迷惑をかけることにもなりかねません。

2つめの靴ひもの締め方が甘い。

たいてい、外反母趾などの痛みが顕著に出てくるのは、登りではなく下りではないでしょうか?

私は、他界した父が山男だったために、みっちり靴ひもの大事さを仕込まれました。もっと素直にいろいろ聞いておけばよかったわ(笑)

要するに、、なぜ、外反母趾になってしまうのか。というと、つま先立ちに近い状態で歩行しているので、重力の関係で、足先が靴先に落ち込んでしまって、痛くなってしまう、すなわち外反母趾になってしまう可能性が高いのですね。

下の過去記事が参考になるかもしれません。

 
さて、この悩みを最低限なものにするための施策は

下山前には再度靴ひもを結びなおすこと

その際、甲部分をしっかりと締めることが重要です。


意外に多い悩みの一つに「登山をはじめたら、魚の目が指の間にできるようになった」そんな方は登山時は5本指靴下をおすすめします。なお、登山靴購入時に五本指靴下状態でフィッティングしてくださいね。

また、どうしても、靴が痛い場合は、購入したショップへ登山靴を持参して、外反母趾が痛いので、靴をのばしてください。と申し出てください。

ただ、ショップによっては、外反母趾のための伸ばす。ということがわからないところもあるようです。

靴の幅を広くする。ではなく

外反母趾部分が当たらぬように場所をつくる

ということが大切です。

外反母趾って、ポコッと飛び出ているでしょう?

だから、飛び出たところが当たらないようにしてあげる。という考え方です。

幅のばしだと、靴の囲んだ部分全体を大きくすることにつながり、よけいに外反母趾を助長してしまいます

こぶ出しをするための具体的な道具とは、下の画像のようなものです。こぶだしと言います。下のショップは皮伸ばしスプレーも一緒ですので、使いやすいのではないかと思います。
※画像をクリックすると楽天ショップに飛びます。

外反母趾対策に下の画像のタイプがよく売られていると思いますが、登山靴は作りがしっかりしているので、プロの私たちが使うような上のこぶ出しが良いとおもいます。※画像をクリックするとショップに飛びます。


快適な登山のために、どうぞご参考になさってくださいね。

今日も最後までお読みいただき、感謝いたします(^-^)