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悩み6 足が太い…「ヒールの高さ、お気に入り一辺倒では?」


今日も当ブログをご覧くださって嬉しく思います。
ありがとうございます(^-^)


今日は 悩み6 足が太い…
「ヒールの高さ、お気に入り一辺倒では?」

をお送りいたします。



女性の身体の悩みとは果てしないものです。

しかし、悩みがあるからこそ、
向上心でいろいろと解決に臨んでいくわけですから、
悩みがあるというのは幸せなことかもしれません。



足が太いという悩み。

この場合、靴の中に収められる足ではなく、

具体的な箇所として

「ふくらはぎ」が太い、
「太もも」が太い。
「足首」が太い。

これらがベスト3のようです。



さて、本来。

健康的な脚の形状が、
いわゆる美脚と言われる
美しい脚の形状と比例している。

といえるでしょう。


ちなみに、体重の増減で
靴のサイズが変わることがよくあります。

あなたもそのような経験はありませんか?


何キロ増えたらワンサイズ大きくなる。
という確立した数字は出ていませんが、
今まで履いていた靴に違和感を感じはじめ、
体重の増減に心当たりのある方は、


再度、靴屋さんで足のサイズを
測り直していただくといいですね。


靴の選び方が間違っていたがために、
歩き方に癖がついてしまい、
ふくらはぎが張りだしてしまって
太く見えてしまったり、

むくみを助長してしまった結果が
太い脚だったり。

靴のメンテナンスを怠ったがために
捻挫癖をつけて足首を太くしてしまったり。

ということはよくある話です。


また、正しい靴を履きだしたことで、
サイズが変わる方もいます。

これはとても好ましいサイズ変化ですね。

この多くはむくみが取れたことで
足の幅がほっそり型に変化した。というもの。

私自身も、このことは
お客様と接する中で学びました。

ある日、
靴を購入してくださったお客様から、
電話で同じ靴の注文を頂きました。

とても履き心地がいいので、
まったく同じものが欲しい。
とのこと。

そして、
お客様に靴を迎えに来店いただき、
念のためにフィッティングをしていただきました。

が、
あれ?
サイズが?…

靴のサイズを
私たちが間違えたかとも思いましたが、
再度お客様の足を計測すると、

なんと足のまわりが一回り
すっきりしているではありませんか!

そう、お客様のむくみがちだった脚も
スッキリしています。

そう、フィットした靴のおかげで
長年の悩みだったムクミが解消され、
ふくらはぎもホッソリしていたのです。

これにはお客様は当然ながら、
私も嬉しい驚き。

ということで、
さまざまなサイズ変化の要素があります。

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ご自分の足、把握できていますか?

 


なによりも。
まずは、あなたの足に合った
靴のサイズ選びをきっちり行うことが、
美しい脚へのスタート地点です。

健康的なメリハリある脚を
目指していきたいものですね。

そのうえで、お伝えしたいのは、

もしかしたら
定番のヒール高になっていませんか?
ということ。

大多数の女性は、
私ならではのマイ定番のヒールの高さ。
というものが存在します。


「私は、フラットな、できるだけ低いヒールが良いの」
「私は、ぜったいにカカトの高さが10センチ以上でないと靴とは認めない」


といった感じです。


これには、
ご自分の体型を少しでも美しく見せたい。
ファッションバランスをとりたい。
という可愛いこだわりからくるもの。

とくにパンツを愛用する方は、
裾の長さとあった定番のヒールの高さを
選ぶことが多いのではないでしょうか?


さて、
いつも同じヒールの高さを愛用している。

ということは、
筋肉がその状態にロックされてしまう
ということでもあります。

これが足が太くなってしまう原因の一つです。


マッサージに行ったとき、
いつもハイヒールでしょう?など、
靴の種類を言い当てられたことがあるかもしれません。



足先を甲側と足裏側に交互にストレッチすると、
ふくらはぎの高さが変化しますね。

このようにヒールの高さで
ふくらはぎの位置が変わります。

ヒールの高い靴を履くと
足がキレイに見えるのは、

ふくらはぎの位置が上がり、
その対比で足首が細く見えやすいからです。

さて、身体は心臓がポンプとなって、
全身に血液がめぐるようになっています。

とうぜん、
足も胴体から足の指先まで届き、
そして心臓へ戻っていきます。
ようするに重力に逆らう必要があるのです。
まるで産卵時期の鮭が川に戻る感じですね(^-^)

その補助を行うのが筋肉の伸縮。

この足先から重力に逆らって
上に向かう静脈を助ける運動を
専門用語でミルキングアクションといいます。

このように筋肉の伸縮は
とても大切な役目なのですね。

手でつかんで、
ふくらはぎに痛みがあれば
疲れているサインになります。

私が、
週の中でヒールの高さを3種類履きまわすと
脚の形がよくなりますよ。

と、お話しているのは、
まんべんなく脚の筋肉を使って頂きたいから。

その結果、むくみづらい脚、
健康的で引き締まったスリムな脚へと変化していくのです。

一般的に言って、
脚の手入れまで完璧にできている
女性は圧倒的少数です。

むくみで辛くても、
ご自分でのセルフマッサージまで
手が回らないのが現代に生きる女性の実情でしょう。

でしたら、今日はバレエシューズ。
明日はちょっとカカトの高めパンプスと、

ヒールの高さを変えることで
身体のサポートしてみるのも一つの方法です。

足元の高さが変わると
視線の位置が変わりますし、
同じファッションもずいぶんと印象が変化しますね。

ちょっと生活がマンネリ気味に陥っている方は、
実は、いつも履く靴の高さを変えることが
マンネリ打破にも有効だったりします。

あなたの新しい道が開けるかもしれません。

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いろんなタイプとかかとの高さを楽しみましょう。


蛇足ですが、

ヒールの高い靴は
筋肉が常に緊張して、脚の衰えになる。

という考え方を目にすることがありますが
私にはそうは思えません。

脚の衰えになる。というのは、
脚全体、もっと言えばお尻も含むところからの
筋肉量が落ちてしまって

鶏ガラのような脚の女性も多いからでしょう。
お世辞にも魅力あふれる脚とは言い難い。

ちなみに男性も年を重ねて
体力が落ちてくると腰から下のシルエットが
細々しいのがおわかりいただけますか?

さて、往々にして鶏ガラタイプの場合、
痩せているとスリムが混同されてしまっていて、
脚のフォルムがよくわかるような
ファッションスタイルのために目立ってしまうのです。

これが

「ヒールの高い靴は筋肉が常に緊張して、脚の衰えになる。」

につながっています。


ですから、鶏ガラ脚タイプは、
ヒザが痛くて正座がつらい
正座ができないようになってきます。

このように、
犯人はヒールの高い靴ではなく、
根本的に筋肉を鍛えていないために衰えたことが原因。

なによりも、私たちにとって、
快適な脳の状態にしておくことが、
もっとも大切です。

快適な脳とは
自分自身にOKが出せること。

ヒールの高い靴は女性性の象徴の一つです。

さらに言えば、
女性は高いヒールも履くことができる
筋力をつけておくべきですし、

それが生き生きとした
元気な女性の源にもつながります、
自信につながります。

筋力は活力につながると信じています。

なぜ、そのようなことが言えるのか。
というと、私の足ではもう履けない。
と、あきらめている女性がとても多いからです、

そんな女性の口からは
人生をあきらめている言葉が見え隠れしています。

でも、そうではありません。

本音は女性らしい靴を履きたいのです。
生き生きと自分らしくいたいのです。


世の中、あまりにも
ヒールの高い靴を悪く言いすぎています。

そうすると先入観、
見ただけ=外見で靴を試してみよう。
という気持ちにもなりません。

私共では、そのようなお客様には
ヒールの高さを伏せて履いて頂く事があります。

最初から申し上げると怖がってしまわれるからです。


「わぁ、こんな靴、私の足に入るかしら」
「ま、だまされたと思って足を入れてみてください。」

「あ、大丈夫!はきやすいわ~」
「どうぞ、歩いてみてくださいね」

「すごく楽ですね~」
「今、履いて頂いている靴は、ヒールの高さ何センチだとおもいますか?」

「うーん、3センチくらいですか?」
「うふふ、今、履いて頂いている靴は6.5センチのヒールなんですよ。」

「え~っ!ほんと!?」

と、ヒールの高さを再確認して
再度驚く\(^o^)/

という光景がいつも店内で繰り広げられています。

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ほんとうにぴったりの靴は健康美あふれた足に導きます。




丁寧に作られた靴で、
ちゃんとあなたの足にフィットした靴であれば、
ヒールの高さを感じることはありません、

本当に楽に履いて頂けるものですよ。

こうやって、目に見えない靴の壁を
ひとつづつほぐしていくのです。

まずはメンタル面。ここはポイントですね。

それから、靴屋さんでは
いろんなタイプの靴を履いてみましょう。

お客様の中には、
これもけっこうな比率でいらっしゃいますが、

靴屋さんでは申し訳なくて
靴を出してもらえない。
と本末転倒なセリフが飛び出すことがあります。

「3足もだしてもらうと店員さんが嫌がるのよね。」

信じられませんが、これ、
お客様の口からよくでてくる事実の言葉なのです。

どうぞ靴屋さんも面倒がらずに
履かせてあげて下さいな(^-^)

お客様もハッピー。
そしてお店もハッピーになるかもしれないでしょう?

いろいろなタイプの靴を試してみることで
思いもよらなかったデザインが似合うかもしれません。

新しいご自分が発見できるかもしれませんよ。

このように違うタイプのデザインを履くメリットは、
ヒールの高さの違いの恩恵だけではありません。

さまざまなデザインを履けば、
靴の履き口の深さも違います。

また、微妙なラインの違いで
足へのあたりも微妙に変わります。

足に対して、
常に同じ場所ばかりに刺激を与えずに済めば、
いつも同じ部分が当たってしまう。

というトラブルも回避できます。

ヒールの高さ違いのメリットを生かして、
足が太い。というコンプレックスを解消していきましょう。


長文をお読みくださってありがとうございました。
脚と足の筋肉をキレイにしていきましょうね。