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【鉄則】必ず、自分にぴったりの靴と出会えると確信すること その参

【鉄則】必ず、自分にぴったりの靴と出会えると確信すること その弐 

の続きです。
今日もお読みくださってありがとうございます(^-^)

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このような考え方には一つの罠があります。

「どうせ、また、痛いんだろうな」
「買っても、痛くなっちゃうんだよね」

と、思った時点で思考停止状態になっている。
ということ。


どういうことかというと、痛いことが前提。
いえ、痛いことが当然ですから、
痛くならない方法を探すことを
無意識に放棄してしまっている状態なのです。

どうせダメだろう。と自分勝手な判断です。

楽でピッタリな靴を探すことを
あきらめているということですね。

理由は、痛いに決まっている。
と決めつけているから。

本当は解決策があるはずなのですから、
それを探せばいいものの横着にも探そうとしていません。

こんなときに厄介なのは、
プロの意見も耳に入らなくなっています

さらに言えば「痛い」にフォーカスしていますから、
その思考量は増大に増え続け、
まるで虫眼鏡で太陽の焦点を当て続け
火がついてしまうようなものです。

あちちっ!痛いっ! …つらいですよね。

さて、どうしても、痛いことが前提となっていて、
その気持ちが変えられないとき。
いえ、変えられない。というより
変えたくないのですが(無意識に)、
私って、どうして痛いほうがよいのだろうか?
と、紙に書き出してみて下さい。

そう、ちょっと冷静に振り返っていただいて、
私って、どうして痛い方が良いのだろうか?と書き出すのです

実際には、
ぜったいに痛いほうが良いわけないのですが、
実はあなたにとって痛い方がメリットの多いことを
あなたの無意識が知っているのですね。

自分事として書くことができなければ、
他人事と思って書いて頂いても結構ですよ。

脳は一人称ですから、
あなたの考えで他人事と考えていても、
ちゃんと脳は自分のこととしてとらえてくれます、
お利口ですね。

紙とペンがあればできることですから、
ぜひ、書き出してみましょう。

「私って、どうして痛い方が良いのだろうか?」
「痛いと、どんないいことがあるのだろう?」


この書き出し作業は、
私がいろんなところで推奨している方法で、
さまざまなことに応用がききますので
覚えていらっしゃるとお得な手法です。

私のお恥ずかしい稚拙な例で申し上げると、

痛みがあることで歩けなくなる
→行動範囲がせまくなること。

にメリットがありました。
痛みを理由に断る理由ができたのです。

「行きたいのだけれど、
 足が痛いから行けないの。」

「行きたいのだけれど、履く靴がないの、
 ごめんなさいね、足が痛くって。」

相手の気持ちを損なうことなく、
お断りの理由ができていたことを知ったとき。

知ったとき。というより認識できたとき、
なんとも複雑な気分になったことを覚えています(-_-;)

実直に「私、行きたくないの。」
と言えばすむものを
「行きたくない」
と伝えると、相手が気分を悪くする。
と勝手に思い込んでいたようなのです。
起こってもいない勝手な未来を想像していたのですね。

「足が痛いの…歩くとズキズキするから行けないの」
と言えば、

まぁ、大変ね、可愛そうに。
お家でゆっくり休んでくださいね。
と相手から同情をもらえるうえ、
私はなんにも悪くな~い。
悪いのは足と靴。
私は無実。
これほど便利な言い訳はありません。

ようは、素直に事実を言うことを避け
誰もが納得しやすい理由。

その理由の多くは身体のことですね。

頭が痛いとか、
風邪をひいた。とか。

仮病。という言葉もあります。

私は、書き出すことによって、
嫌われないように自分をプロテクトする殻に閉じこもっていたのだ。
と、知りました。
横着者ですねぇ(-_-;)。

ウソは方便。という言葉もありますが、
間違いなく私は、本当は行かなければならないのにもかかわらず、
このようなことを言っていたはずです。

私たち人間というのは実はとてもピュアな存在ですから、
ちゃんと、ついた嘘に対して罪悪感を感じていて、
その嘘の数は私たちの心の奥底へカウントされ続けているのですね、

カチャッカチャッと増え続ける罪悪感。

この積み重なりは罪悪感を感じる限り永遠に続きます。
これは、ウソをついている。
という自覚がなくても同じです。

私たちは
をおかしたことは
いことだと
じているので、
結果的には自分を罰していくことになります。

自己処罰です。

悪いことをしてバチが当たった。
といいますが、
これは正確に言うと
外部から当てられているのではなく、
内部=自分が当てています。

さらに、相手とは
このようなウソをつかなければ
私のことを嫌いになってしまう。
私が悪者になってしまう。
と思うから嘘を言うわけで、
ようは相手を信用していないのです、これまた自分勝手に。

被害者意識も甚だしいのですね。
ちなみに、相手を信用していない。
というのは自分を信用していない。
ということでもあります。

したがって、結果は必ず原因がありますから、
当然ながら、私の足は
「そうなんだね、じゃ、もっと痛くしてあげるよ、お望みでしょう♪?」
と、無邪気に(!) 足の痛みをひどくしてくれていた。
という負のスパイラルにはまっていたのです。


さて、そのまま紙に書き出す。
という作業を続けていると、
不思議に解決策を自分で見出し始めます。

あなたも試してみてください、
最初は、自分の中から恨みつらみや暴言がこれでもか。
というほど出てくるでしょうが
遠慮せずに書きなぐってください。
しばらく発散することで冷静になってくるのか、
見事に答えがあらわれはじめます。

書くことが大切です。考えているだけではだめ。

私はよくありますが、
何か一つのことを考えているつもりだったのが、
いつの間にか別のことを考えて、

あれ?(・・?
私は何を考えていたのだっけ?(・・?

なんてこと、あなたはありませんか?
頭の中で考えるだけでは、
グルグルと回るばかりで、
ふと、気が付くと考えていたことさえ
忘却の彼方へ行ってしまい、すっかり忘れてしまっています。

あの人にメールを送ろうと
パソコンを立ち上げているほんの少しの時間にもかかわらず、
いつの間にやら別の事をやっていた、考えていた。
ということなど日常茶飯事です。

それだけ思考というのは安定しないものです。
だから、歴史上の偉大な人物もすぐにメモをする。
と言う理由がここにあります。

人間の脳は1日に6万回も
思考していると耳になさったことがおありかと思います。

1日を24時間として考えた場合、
1時間に2500回。
1分間に41回!も
つぎつぎとなにかしらの思考しているのです。

している。
というか湧いている。
という言葉の方がしっくりくる感じですね。

いずれにせよ、
いかに同じことを集中して考えることが困難なのか。
ということがわかる数字です。

ですから、フラフラ回路予防のために
紙に文字を書くことで、考えをピン止めし、
考えていたことを明確にすることが重要です。

この、書き出す。
という、とてもシンプルな作業のおかげで、
私は自己治癒力のすばらしさを
目の当たりにすることとなりました。

答えは自分の中にある。といいますが、まさしくその通り。
解決策はすべて自分の中にあるのですね。

 

このときの私にとっての解決策とは、
なんと好きな洋服を自分の好きなように着る
ということでした。
面白いでしょう?

なぜ、好きな洋服を自分の好きなように着る
ことが必要なのか、正直言って意味が不明でしたが、
自分を信じてみようと決めました。

一見、まったく靴とは関係ないことだったのですが、
出来る範囲から一歩一歩進めてみました。

まず気が付いたことは、
私は自分の好きな洋服を好きなように装っていなかった。
という事実。

好きに着ているつもりでしたが自意識過剰だったのでしょう。
人目を気にしすぎていたようです。

たとえば、
ショートパンツを履いてみたいけど、
人からみっともない。とか、なんて言われるかわからない。
と思っていて履く勇気がなかったことが露見。

思い切って試してみると、意外や評判が良かったり、
私にとっては崖から飛び降りる以上の勇気をもった行動ですが、
他人から見とる「いつもの私」であって、
特別でもなんでもないことがわかりました。

このようなことを続けていくと、
人の顔色をうかがうことが自然となくなっていきました。
他人というのは、人をよく見ている一方、
反対に見ていないもの。そんなことがよく理解できました。

補足すると、
私はそれまで自分が人の顔色をうかがっているとは
まったく認識していなかったことを付け加えておきます。

他人様も、私は自由奔放に生きていて、
なんでもズバズバ好きなように言い放っている人。
と思われていたことでしょうが、
私の認識している私は違いました。

好きな服を好きなように着ることで他人から変に思われる、
と思い込みも変な思い込みですね…。

実際には他人はいつも通りに私と接してくれ、
なにも困ったことも恐れるようなこともなかったのです。
そんな経験を積み重ねていくうちに、
心が自由になっていきました。
もう20年以上も前の話です。

しばらく続けていくうちに、
不思議に「私には必ずぴったりの靴がある!」
と心から思えるようになったのです。
これは、ふっとわかる瞬間が必ずおとずれます。

そうすると面白いことに歩きやすく、
自分の好きなデザインの靴。

それはもちろん履き心地も兼ね備えた一足に
出会えるように変わっていったんですね。

これは体験しないとわかりにくいと思いますが、
大げさ承知でお話すると、
すーっと世界が変わったような気持ちになりました。

あなたも、紙に書き出すことで
あなたにとってベストな解決策がわかります。

当然ながら解決策は、あなたにしかわかりません。
あなたにはどのような解決策が用意されているのでしょうか?


気楽な気持ちで紙にペンで書く。
紙と対話する。紙=神=自分。
ぜひ、お試しください(^^)

 
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長文をお読みくださってありがとうございました。
次回からは、靴選びの法則をお届けします。

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私の大事な足。