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足と靴専門アドバイザーが、あなたの足元のお悩みを解決するヒントをお伝えします。

法則⒈ 本当にピッタリの靴の履き心地を知ること その2

 法則⒈ 本当にピッタリの靴の履き心地を知ること その1

の続きです。
今日もお読みくださってありがとうございます(^-^)

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さて、靴店を開店すると決めた私は
お客様へ提供する靴を仕入れるために、
私の想いに沿った靴屋さんを探しました。

そして仕入れを検討するために
お勉強の一環として試しに履いてみたのが、
生まれて初めてピッタリとした靴の履き心地だったのです。

本当に目からウロコの体験でした。

(・・?
今まで履いていたのは何だったのだろう
(~_~;)
果たしてそれらは靴だったのか?!

\(^o^)/
世の中にこんな楽に履くことができる靴が存在するなんて!

と心の底から驚きました。

その靴とは、ヒールの高さが3.5cm。
とても上質で柔らかな子羊の革が使われて、
足全体を包み込むスニーカーのような形をした
シンプルでベーシックな美しい紐靴でした。

このデザイン自体は珍しくもなんともありませんから、
靴屋さんによく並んでいるタイプの一つでしょう。

その見た目が、
ファッション的に私好みではなかったため、
それまでスルーしていたのですね。

デザインはパッとしないけれど、
足の計測を行ったうえで、
プロから提案された私の足にピッタリな靴。
というのは驚くものがありました。

まさしく、

履いていないみたい。

という表現そのものの靴に足をいれてから、
私の靴選びの基準が大きく変わったのは
言うまでもありません。

本当にピッタリの履き心地を知ると、
次から買う靴を選ぶ基準が変わります。

美味しいものを頂くと、舌が肥えて
美味しいものにしか手が伸びなくなることと同じですね。

あなたにもぜひ、
同じ体験をしてほしいと切望しています。

あなたのお住いの地域にも、
足の健康を重視した靴屋さんがありませんか?

私が靴店をオープンした1997年に比べ、
飛躍的に健康重視の靴屋さんが全国中に増えています。

外部環境の変化によって、
靴屋さんはただ靴を並べて販売しているだけでは
続かなくなってきたのです。

同時に足のことを考えてくれる
誠意をもった靴店員さんがほんとうに増えてきました。

このような店員さんは
日ごろから勉強熱心でもありますから、
あなたが疑問に感じていることもちゃんと答えてくれますよ、


もちろん、それが
店員さんたちの誇りであり元気の元でもあります。
これは、とても喜ばしいこと!

もしも、幸運なことに
そのような靴屋さんが近くにあれば、
ぜひ一度足を運び、
ご自分の足にフィットとした靴を選んでもらってください。

もちろん遠くであっても足を運ぶ価値はあります。

偽善の仮面をかぶって
無理に売りつけるような店は言語道断ですが、

私が知っている限り、
靴店の販売員たちは
お客様の足を大切に考えている方ばかりです。

ですから、あなたの足の状態から、
疑問に思っていること、
なぜ、足が痛くなるような靴を選んでいたのか。
という理由をわかりやすく丁寧に伝えてくれるはずです。

あなたも理解できるまで質問しましょう。

だって、
自分の足がどのような状態にあるのかを知らなければ、
靴選びの迷路にはまり込んでしまい、
抜け出しようがないでしょう?

迷路から抜け出すには、
今の自分の現在位置と
目指す方向と方法がわからないと脱出できません。

ですから、あなたの足がどういうかたちで、
どんな癖をもっていて、
どのような靴がフィットしやすいのか。
ということを知らなくてはなりません。

そのうえで、
あなたの履きたいデザインの靴を探していくのです。

カスタマイズ手法も知っているといいですね、
自分のために。

その方法も順を追ってお伝えします。

誤解を恐れずに申し上げると、
足のプロであるドクターであっても、
靴選びをご存じない場合も多いのです。

これは職種と役割が違うため。
足と靴は別物です。

親しき先生に幾度となく、
「(私)先生~。靴はね、そうじゃないのですよ、この場合はね、云々…」
「(先生)ほうほう、なるほどね!」
ということもよくあるのです(^-^)。

もちろん、
靴のこともしっかり勉強していらっしゃる先生であれば言うことありません。

ドクターは人体のプロ。
靴屋は靴のプロ。

餅屋は餅屋なのですね。


その3に続きます。

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ピッタリの靴はまさしくシンデレラの靴!